若手社員を定着させたい

新卒が離職しづらい職場とは?

効果的なフォローアップで離職率を下げることは十分可能です

なんとか離職率を下げられないものか?

新卒採用は激戦であるだけでなく、せっかく採用しても1年以内に11%以上、3年経てば30%以上が離職してしまう。
 
多くの企業が抱える悩みのひとつです。
 
入社して数ヶ月経った新入社員は必ずと言っていいほど、こう口にします。
 
「なんで自分だけがこんな大変なんだろう」
「なんで自分だけがこんなに忙しいんだろう」
 
私は、帝国ホテル時代を含めて、約15年新入社員と向き合ってきましたが、これは例年変わっていません。
 
それもそのはず。
 
入社間もない余裕のなさから自分のことしか見えづらく、自分のいる場所しか知らないからです。
 
比較対象がなければ、自分だけが大変な思いをしていると思ってしまうのは仕方がないことですよね。
 
しかし、こうした視野の狭さが、ストレス過多、はたまた離職につながっている可能性を御社では考慮していますか?

新卒に訪れる波

誰しも社会人になると、仕事、人間関係、生活などが変わり、それに適応するまでにある程度時間がかかります。
 
その目安は大体3ヶ月。
 
フォローアップ研修では入社してから現時点までを振り返るワークを行うのですが、まさにその様子を伺うことができます。
 
新入社員は、入社してからしばらくの間、
 
理想と現実とのギャップにくじけ、
 
覚えることに忙殺され、
 
できない自分にも向き合い、
 
落ち込む時期が続きます。
 
その状況から、少し仕事に慣れ、気持ちがようやく持ち上がってくるのに、大体7〜8月までかかります。
 
まずはこの第一段階を乗り越えられるように支援することが重要です。
 
そして、次の波は約半年後の10月前後に来ます。
 
少しできる仕事が増えながらも、まだまだできないこともあり、ミスや失敗が挫折の原因になる時期です。
 
こうした落ち込みやすい時期こそ、会社によって対応の巧拙が出るものです。
 
御社では、どのようなフォローを実施していますか?

新卒対応のうまい下手

自分自身を振り返り、客観視する機会をうまく与えれば、入社してからの成長実感を得ることができます。
 
一方、そのような機会が与えられないと、離職率が高まる傾向が強いのです。
 
同期と苦楽を分かち合い、「大変なのは自分だけじゃない」と互いに勇気づけること。
 
たったそれだけのことかもしれませんが、今の若手は、強く「共感」を求めているので、その「共感」から力をもらうことができるのです。
 
今の世代が、学生から社会人という大きな変化の荒波を乗り越えていくためには、
 
「自分を知る(=自分を客観視する)」
「同期とつながる(=組織間でつながりを持つ)」
 
ことが必要です。
 
そのために、日常の勤務から離れた非日常の場として研修があるのです。
 
そうした場を提供してくれる会社だということが伝われば、会社への愛着、組織への帰属意識の醸成に繋がります。

お客様の声

笑顔のビジネスウーマン
大野講師の研修は一方的にやらされるものではなく、自ら興味を持って参加しやすい研修で気づきも多く、状況に合わせて丁寧にカスタマイズしてくださるので、また受けたいと大好評でした!
人事部長
石川 孝子 様

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