「育て上手」と「育て下手」
御社では管理職に「人の育て方」を教えていますか?
あなたは「人の育て方」を習ったことがありますか?
実際にそのような機会に恵まれることは、とても稀なのではないでしょうか。
多くのビジネスパーソンは、人の育て方を教わったことがないので、自分が育てられたように人を育てようとします。
自分が仕事ができるようになったから、それと同じ方法で、同じように他の人も仕事ができるようになるだろう。
そう考えてしまうのです。
しかし、ご自分が新人だった時代から時を隔てた現在。
「見て盗め」「いいから黙ってやれ」といった指導は即パワハラ扱いされるので、とてもできません。
特に40代以上のビジネスパーソンにとっては辛い状況と言えます。
実際に、
「部下の成長を願って少し厳しく接していたら辞めてしまった」
「最近の若手の考えていることが分からない」
といった声を昨今の組織開発の現場で中間管理職の方々からよく耳にします。
令和2年度の厚生労働省の雇用動向調査によれば、
20代、30代の男性ビジネスパーソンの離職理由第1位には「職場の人間関係が好ましくなかった」がランクインし、
20代、30代の女性ビジネスパーソンの場合、職場の人間関係が第3位にランクインしています。
これは、40代以上のミドルマネジメント層が若手とのコミュニケーションに苦戦していることの表れだと私には思えてなりません。
世代を超越するコミュニケーションの原則
「就職氷河期世代」にとって「さとり世代」や「Z世代」の価値観・世界観を肌感覚として理解することは、簡単なことでしょうか?
私は簡単ではないと思っています。
育ってきた社会情勢・環境といった背景がかなり異なるからです。
しかし、管理職は部下の人心掌握ができなければ務まりません。
では、人心掌握のために必要不可欠なこととは何か?
それは、上司として高い認識力を持つことです。
実は、認識力の高低によって、管理職として有効に機能するかしないかがはっきりと分かれてしまうのです。
これまで様々な業種業界のお客様の人材開発・組織開発の現場で培ってきたノウハウから、
今回は、管理職の指導力向上に的を絞って、認識力を高めるための重要ポイントをお伝えします。
開催概要
開催日時 | 2023/6/14(水) 10:00〜11:30 |
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会場 | オンライン(Zoom) ※ 仔細、お申し込みの方にご案内いたします。 |
対象者 |
※プログラムの構成上、同業者および個人事業主様、個人の学習目的の方のご参加はご遠慮いただいております。 |
参加費 | 無料 |
その他 | ご応募多数の場合、抽選とさせていただくことがございますのでご了承ください。 |
講師プロフィール
東京学芸大学教育学部卒業後、帝国ホテルに入社。
迎賓館に於ける某国大統領夫人のアテンドを始めとして、国内外のVIPのおもてなしを数多く経験。
その後、人材育成に特化した部門を立ち上げ、副支配人として人材育成ノウハウの体系化、教育システムの構築、社内研修の企画開発を担当。
役員以下、社内の人材育成に対する認識を刷新することに成功。
12年間で約2,000名の若手を育成し、メンタル面のサポート体制構築を行い、離職率を大幅に抑制。その後、営業部門にてインバウンドマーケティング、レストランでの現場マネジメントを経て独立。現在に至る。
ホテル在籍時から社外でも積極的に研修を行っており、今もリピートの発注が絶えない。
参加申し込み
下記フォームよりお申込みください。
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